筋肉が足りない

 

 

先日、通信制高校の体育スクーリングの授業にお邪魔した時に、簡単な体力測定をしました。

 

結果は恐怖の肉体年齢60歳台でした…。(実年齢30半ばなのにぃ)

 

運動不足というのは恐ろしいもので、自分では気づかないうちに、あっという間に体力は落ちてしまいますよね。

 

大人になってみると、学校ってよくできているなあ、と思うことはちょくちょくありますが、体育の授業なんかも「あー、あれは必要だったんだなあ」と良く感じるものです。

 

ランニングするサラリーマンのように、自発的に運動する人はどこにでも一定数いるのですが、大学に進学すると全く運動しなくなっちゃた、という人も存外いるようです。

 

不登校になって凹んだことのひとつが、あっという間に身体が鈍る、ということでした。

中学生まではサッカーをしていましたし、遊ぶ時も頻繁に身体を動かして、自転車で遠くまで出かけるタイプでした。

 

そんな生活から一転して家から一歩も出ることがなくなると、あっという間に体力が落ちます。

ふとした時に外で全力ダッシュをしてみると、これが全然走れない!

自分の身体じゃないみたいに重いし、イメージした通りに身体が動かないというのはちょっとしたショックです。

 

学校に行かない、そして家の中に閉じこもっていると自分でも気づかないうちに、気づかない部分が鈍ってしまうのでしょう。

 

他人と話す機会が減ると口周りの筋肉も落ちているのか、滑舌悪くなったり、表情に乏しくなったり。

 

不登校から抜け出すということは、勉強だけを追いつけばいいというものではなく、そういった鈍ってしまったものを取り戻すことも、大事ですね。

 

いずれにせよ忘れちゃダメなのは、準備運動と無理をせず段階を踏むこと。

急に全力ダッシュをしても足を攣ってしまいます。